自民党の尻馬に乗ったのは誰だ 2

▼機能停止の官僚機構
 だが、願いは水泡に帰した。期待が大きかっただけに、反動も半端ではなかった。そこに目を付けたのが自民党。処女のような民主党に比べ、自民党は“やり手婆あ”と言った感じで、ナベツネ率いる「読売」や、右翼の代弁者「産経」、週刊誌などを使って民主党を総攻撃。

 内からは「官僚」が非協力を決め込んだ。「政治主導? 俺たち抜きでやれるなら、やってもらおう」とサボタージュ。わざと民主党の足を引っぱった。官僚機構が動かなければ、いくら与党がやる気になっても実にはならない。

 2010年10月、警視庁公安部が作成した国際テロ捜査情報に関する文書が漏れた。限られた人間しかアクセスできない。しかも、ネットにつながっていないところに保存したデータが外部に漏れた。

 そして尖閣沖での中国船の海保船への衝突事件ビデオ流出。「誰かが意図的に」流さない限り、外に漏れることない。民主党つぶし工作とみるのが自然だ。そうこうするうちに、内部分裂が起き、国民の期待は嫌気に代わった。

 鳩山、菅、小沢をめぐるマスコミ、検察の異常なバッシングが続いた。自民党、官僚、マスコミ、財界がスクラムを組んで民主党をたたいた。その巧みな世論誘導に乗せられ、大衆もいっしょになって民主党に罵声を浴びせた。

 その間隙をぬって、毒キノコが再び顔を出し、政権に帰り咲いた。2014年の総選挙で大勝したものの、得票は有権者総数のわずか16%強だ。政治に落胆したのか半数が棄権した。

 確かに民主党は経験不足で、国民の期待を裏切った。だが、今より、報道は自由だった。フリージャーナリストも記者会見に参加出来た。消えた年金問題では5000万件を見付け出し、「1兆7000億円を復活」させた。そして憲法を破壊しなかった。特定秘密保護法も、集団的自衛権もなかった。武器輸出も解禁しなかった。

 私たちは自民党の尻馬に乗って民主党を倒した。結果、戦争法が成立した。民主党時代には思いもよらないことが次々に起きている。反省すべきは私たちだ。今度こそ、民進党を「育て」よう。

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ただし、野田や前原らのように安倍政権打倒の動きに水を差す連中に対しては、今後も手厳しく批判するつもりだ。

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この記事へのコメント

エダマメ
2016年03月31日 16:36
つまり我々は自民党の思い通りになったわけだ。これからはそうならないようにしなくてはならない。そして、間違った法案を廃案にするように、反自民勢力を応援しなくては。

この記事へのトラックバック

  • 自民党の尻馬に乗ったのは誰だ!!

    Excerpt: ▼寄ってたかって民進党攻撃  私たちはこの3年間、民主党を散々こき下ろしてきた。しかし、安倍政権と比べてどっちがマシか冷静に考えてみよう。民主党が掲げた理想は間違っていなかった。が、政権を担うのは「.. Weblog: 半歩前へ racked: 2016-03-31 00:05