巨悪はどうなった? 寝たふり決め込む甘利明

▼あっせん利得の時効は8月
 豪華海外旅行、公用車での別荘通い、公金による家族正月旅行に続いて、今度は政治資金で絵画購入ときた。傲慢都知事、舛添の公私混同の追及は大いにやってもらいたい。が、忘れてもらっては困るのが甘利明の口利き疑惑だ。

 NHKも読売も産経も、ここぞとばかり張り切って舛添を辞任に追い込もうと狙っている。その勢いで甘利疑惑を追及してもらいたいものだ。

 マスコミは安倍内閣に直結する甘利疑惑をなぜ追求しない? 彼は重要閣僚としてTPPを担当するなど安倍の全面的信頼を得た。その甘利が大臣室で建設業者の差し出す現金をポケットに仕舞い込んだ。

 建設業者はUR側から賠償金を引き出しすため口利き依頼をした甘利側に「現金」と「接待」攻勢をかけた。その結果、UR職員と甘利の秘書との直接交渉は12回に及んだ。

 安倍政権中枢の議員の事務所に、繰り返し職員を呼びつけ、面談を重ねること自体が脅迫であり、影響力の行使と言えるのではないか。

 東京地検特捜部はなぜ、あっせん利得処罰法違反で本格捜査をしないのか? 同法の時効は3年だ。今年8月に時効を迎える。甘利明は、スイミンショーガイとやらの「仮病」で、逃げ切ろうと言うのか。

 今回の口利き疑惑は、このほかあっせん収賄罪、政治資金規正法違反罪などに抵触している、と元特捜検事は指摘する。ザコばかり挙げて、肝心の「巨悪」を取り逃がすようなことがあってはならない。

 時の政権と捜査当局は表裏一体の関係にある。官房長官の菅義偉の下で秘書官を長く務めた幹部が警視庁の中枢にいる。補佐役の官房副長官は警察庁出身の杉田和博だ。

 何もやならければ世間が収まらないので、「検察は甘利の元秘書、警察は告発者の建設業者」というすみ分けシナリオが出来ている、ともっぱらの噂だ。

 それまで甘利明は“寝たふり”を決め込んで、逃げ切ろうというのか? 「秘書に責任転嫁することはできない。それは政治家としての美学、生きざまに反する」と閣僚辞任会見で甘利は大見えを切った。有権者はしっかり覚えているぞ!

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