原発禍のふるさとは野生動物園と化した

▼イノシシはボタン鍋で食えない
 イノシシやサル、牛が1日なか、ふるさとを徘徊している。以前は食べた「イノシシが今はボタン鍋で食えない」という。放射能に汚染されているからだ。日刊ゲンダイが荒れ果てた原発被災地をルポしている。要約して転載。安倍クン、どうする?

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 全村避難の飯舘村から伊達市に移り住んで4年、仮設住宅暮らしのAさん(67)は月に2回ほど帰村して、墓参りをしている。「こうして村に帰ると、体がだるくなり体調が悪くなる。原因? 放射能のせいだろうな」

 飯舘村役場前で会ったAさんは、ため息交じりにこう言った。そして、続けた。「イノシシやサルに墓も家も荒らされるし、村は野生動物園になっちまったよ……」

 昨年12月9日、南相馬市議会を傍聴した際のこと、農業を営む議員がこう訴えていた。「女性に噛みつくイノシシやサルもいる。アライグマやハクビシンも増えている。アライグマは狂犬病のウイルスを持っているため危険だ」

 Aさんと別れ、飯舘村から故郷の南相馬市に戻り、国道6号を車で南下した。福島第1原発から10キロ圏内の浪江町に入ると道路沿いに大きく「減速!」と表示され、南相馬警察署・双葉警察署・磐城国道事務所の連名で「事故多発 牛と衝突」の看板。

 さらに、車を走らせて帰還困難地域の大熊町に行くと、持参した線量計は基準値の27倍の毎時6.2マイクロシーベルトを計測した。再び停車して外に出ると、 「止めないでください!」

 振り向くと、パトロール中の警察官だ。「帰還困難地域ですから、外に出ないでください」。南相馬市役所に出かけてイノシシ対策について聞いた。すると職員は「捕獲した場合、イノシシなら写真と尻尾、サルは写真を持参すれば1頭につき謝礼2万円を出します」

 知人は語った。「原発事故前ならイノシシはボタン鍋で食えたけどね。今は放射線量が2万ベクレル以上あって食えない。サルは拝むマネをするため、猟友会の連中もなかなか撃てないと言ってた」

 南相馬市の街中でも、子連れのイノシシやキツネを見ることができるという。原発禍の街は、本当に野生動物園になってしまったのではないか。

詳細はここをクリック
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178949

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