ベルギー原発の運転延長に周辺国が強い懸念

▼安倍内閣はなぜ再稼働に固執するのか
 ベルギーの原発でトラブルによる停止が相次ぎ、周辺国のドイツやオランダ、ルクセンブルクが安全への懸念を強めている。40年の使用期限を迎えた一部の運転を10年延長したことも不安視されており、ベルギー政府は周辺国との合同査察を実施する。

 日本の原子力規制委員会は、40年を超えの高浜原発1、2号機の運転延長を認めたが、問題はないのか? 日本列島は今、地震の活動期にあたり、南海トラフや首都直下型地震の恐れありと地震学者が警告している。多くの国民は原発そのものに反対している。安倍内閣はなぜ再稼働に固執するのか?

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 共同通信によると、ベルギーでは現在、北部ドールと南部ティアンジュで原発計7基が稼働。2025年までの全廃が法制化されているが、ベルギー政府は、電力の供給不安から15年に閉鎖予定だったドールの1、2号機の運転を10年延長することを決めた。


 また、原子炉圧力容器にひびが見つかり、検査で14年3月から停止した別の2基について、規制当局は安全が確認できたとして再稼働を認めると発表した。


 運転延長の手続きの間停止していた2基とひびのある2基はいずれも再稼働した。しかし間もなく、うち2基が故障で一時停止。このほか、ティアンジュの1号機も出火トラブルで一時停止した。


 ドール原発はオランダとの国境からわずか数キロ。ティアンジュ原発はドイツ、ルクセンブルクとの国境から60~70キロに位置する。重大事故が起きれば「問題は国境でとどまらない」と3国の議員や高官らは強調する。


 東京電力福島第一原発事故後、脱原発を決めたドイツのヘンドリクス環境相は、「国境近くの住民は(ベルギーの)原発の安全性に確信がない。ベルギー当局は深刻に受け止めるべきだ」と厳しく指摘した。

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