原発訴訟に「恫喝」 傲慢不遜な関電社長

▼「子供の命を守るために」・・・。
 関西電力社長の八木誠は、大津地裁によって運転停止している高浜原発3、4号機に関し、上級審で勝訴した場合、原発停止に伴う損害賠償請求を行う、と言った。傲慢不遜な発言。原発訴訟に対する「恫喝」である。

 電力会社の諸君はもう、5年前の「福島」を忘れたのか? あの水素爆発によって被害者は故郷を追われ、ちりじりになった。親子、夫婦が二重、三重の別居生活を強いられている家庭もある。余計な負担がかさみ、生活は一層困難を極めている。

 誰のせいだ? 再三にわたって事故対策の強化を求めたのを「無駄なカネは使えない」、と拒否したのは東電ではないか。八木クンをはじめ電力各社は“悪しき前例”を作られてはかなわない、と東電を後押しした。

 その結果が、あの大惨事だ。原発は、いったん炉心溶解を起こせば、人間の手では手に負えない。放射能濃度が極端に高くて、いまだに人が近づけない有様だ。量は減ったが現在も破壊された原子炉からの放射能の放出は続いている。

 きょう26日夕方、埼玉県北浦和で開かれた市民集会「みんなで語り合いませんか 私たちのいのちとくらし」に、私鉄とJRを4回乗り継いで参加してきた。パネラーの「ママの会@埼玉」の6歳の子供がいる女性が言った。

 「メンバーの中には、子供の命を守るために、福島から引っ越し、避難してきた方がいます」。福島ばかりか、首都圏も放射能に汚染されている。この状況に原発企業は一体、どんな責任を取った? 

 世界中を恐怖に陥れた「人災」を引き起こしておきながら、「再稼働」などとよく言えたものだ。国民に謝罪する気持ちがあるなら、上級審に訴えるのでなく、運転中止を宣言すべきではないか。

 人の命をないがしろにして、“原発利権”をあさるのはいい加減に止めたらどうだ。

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 東京新聞によると、関西電力の八木誠社長は、大津地裁による運転差し止め仮処分決定で停止している高浜原発3、4号機(福井県)に関し、不服申し立てを経て上級審で勝訴するなどし最終的に確定した場合の対応として「一般的に(原発停止に伴う)損害賠償請求は、逆転勝訴すれば考えられる」と述べた。

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