聞くに堪えない記者の質問 1

▼OBただ1人頑張る
 週刊文春が口利き疑惑を暴露した甘利明は28日、記者会見し辞任を表明。会見の模様はテレビやインターネットで生中継された。記者の劣化が激しいのには驚いた。まともな質問をしたのはOBの記者1人だった。

 会見には200人を超すメディア関係者が詰めかけた。約1時間10分の会見。前半は甘利が用意した文書を読み上げながら釈明した後、閣僚辞任を表明。

▼ピント外れの質問
 そのあとの約35分は記者との質疑応答だった。朝日、日経、読売、TBS、テレビ朝日、フジテレビらの記者が質問。ところが、どれもこれも情けない質問ばかりでがっかりした。

ピント外れの質問は以下の通り。
●秘書が接待を受けたと言うが、どんな接待だったか。
●もらった金は秘書が私用で使ったわけではないのか。
●50万円は(相手は)何も言わずにおいていったのか。
●けじめのつけかた(辞任)のタイミングは。
●秘書関係の調査結果はいつごろ分かるか。
●TPP交渉を振り返って今、どんな気持ちで会見に臨んでいるのか。

▼甘利にエールの記者
 こんな間抜けな質問をしてどうする? 秘書がどうした、ではなくて問題は「甘利明の金銭授受」だ。中には、疑惑報道の文春側に「記事訂正を求める考えはないか」と、甘利にエールを送る記者がいたのには耳を疑った。

 彼らの質問を聞いていると、安倍政権が主張する「業者の罠にはめられた。甘利は“被害者”だ」との主張の片棒を担いでいるかのように聞こえた。「権力の監視」という報道の基本がわかっていない。

▼繰り返し質問浴びせた
 これに対し、質問者の中で唯一、まともな質問をしたのはネットメディア「デモクラTV」の代表をつとめる朝日OBの山田厚史だ。

 文春は2度にわたって甘利が大臣室と地元事務所で、建設業者から現金各50万円入りの封筒を受け取り、スーツの内ポケットに入れたと報じた。山田はこの点に焦点を当て、繰り返し質問を浴びせた。

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