大臣室での生々しいやり取り

▼暴露は「騙された」との思いから
 問題の週刊誌を読んだ。渦中の人物、一色武が実名を名乗って安倍内閣の重要閣僚で安倍の盟友である甘利明にきついパンチを食わせたのは、「騙された」との思いからだ。(敬称略)

 「これはお礼です」と羊羹と50万円が入った封筒を差し出すと、甘利明は「ああ」とひと言つぶやいて、封筒をスーツの内ポケットにしまった。大臣室での面談は15分の予定だったが40分ぐらい雑談した。

 こんな生々しいやり取りが綴られていた。最初のトラブルの口利きは功を奏したようで一色が務める建設会社は2億2000万円の補償金を手にした。甘利事務所に口利き料のお礼のカネ500万円を持参。

 そうこうするうちにまた、問題が起きたので甘利事務所に駆け込んだ。すっかり味を占めた連中は、要求をエスカレート。甘利の秘書、清島健一が達者な男で、口利きにはいろいろと“経費”がかると言った。

 国交省の局長に口利きをするから5万円の商品券を用意しろ、30万円分を持って来いと清島。一色を呼び出し散々、飲み食いした挙句、最後はお決まりのフィリピンパブ通い。経費はもちろん一色持ちだ。秘書仲間の鈴木は高級車のレクサスを要求してきたという。

 飲み食いの回数は増えるが肝心のトラブルは一向に解決する様子がない。2013年に渡した“経費”は210万円。飲食代が160万円。さらに14年は“経費”が450万円、飲み食いが210万円に上った。

 一色は話す。「うち(甘利事務所)が間に入りますから」とかなんとか言って、カネをたかられた。最後はウヤムヤにしようとしている姿に不信感を抱くようになった。

 会話を録音したり、わざわざピン札に換えて証拠写真まで撮ったのは「自分の身を守る手段」だった、と証言している。

 こんな生々しい録音がたっぷり50時間以上もあるというのだから、甘利明はどこへも逃げられない。降参するしかない。あとは東京地検特捜部のやる気だ。ただ、検察はしばしば限りなく“政治的”な判断をするから注視しないといけない。

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この記事へのコメント

橤
2016年01月24日 09:30
甘利大臣は説明責任をしっかり果たしてもらい、潔く身を処すべきだ。だがそれだけで終わってはいけない。検察がきちんと捜査をし、相も変わらず繰り返される政治とカネ問題の再発を繰り返さないように再度糸口を作らなくてはならない。その方向に持っていくのは世論の力の後押しだ。国民がしっかりしなくていけない!

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