「思いやり予算」は増額だった

▼社会保障費を削りながら
 在日米軍に対する「思いやり予算」。今回、交渉が始まった当初、日本は米国に大幅減額を求めた。ところが、米側にうまく丸め込まれ、結果は増額。私たち国民の社会保障費を数千億円単位で削りながらこのザマだ。

 しかも、「思いやり予算」の使い道がメチャクチャなのだ。日刊ゲンダイの怒りのレポートを報告する。(ただし、小見出しはブログ筆者)

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▼広さは約130平米
 「思いやり予算」の中には、基地内の郵便局、歯医者、ジムの維持費に加え、バーやボウリング場、映画館などの娯楽施設で働く従業員の労務費(毎年200億円以上)も含まれる。

 神奈川県逗子市にある米兵用の池子住宅は通称『池子ヒルズ』と呼ばれ、3DKで広さは約130平方メートル。最寄りの京浜急行神武寺駅には専用改札口もある。水道・光熱費も無料で、夏場につけっ放しにされているエアコン代もタダ。

▼冷えた部屋で娯楽に
 日本人が真夏に窓を開け、うちわをあおいで必死に猛暑に耐えている中、米兵はキンキンに冷えた部屋で娯楽に興じているのだ。

 米国人のリラン・バクレー監督が「思いやり予算」のインチキを暴露したドキュメント映画「ザ・思いやり」に出演するなど、在日米軍の問題に詳しい呉東正彦弁護士がこう言う。

▼被災者住宅の整備が先
 「本来は米軍住宅を造るよりも、東日本大震災や福島原発事故で今も仮設住宅住まいを余儀なくされている被災者の住宅を整備する方が先です。それなのに豪華な米軍住宅を造り続けているのは許し難い。

 横須賀では高層の米軍住宅に空きがあるのに、さらに低層住宅を建設する予定です。日本政府は誰のために政治をしているのでしょうか」。

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