あきらめずに抵抗を続ける

▼質問の意味が理分からない
 作家の保阪正康は、安倍晋三の言動には「本を読まない人、理詰めに考えない人」の特徴がよく表れていると言った。同感である。それは国会での質疑や記者会見でのやり取りを聞けば明白だ。極端に思考能力が劣る。

 気の毒に、彼は「質問の意味」が理解できない。だから、イライラしてすぐ切れる。一国の指導者としてふさわしくない。

 ジャーナリストの青木理は作家の半藤一利と保阪正康について興味深いことを言っている。以下は、サンデー毎日(8月30日号)からの抜粋だ。(ただし、小見出しはブログ筆者)

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 本号に掲載された作家の半藤一利氏と保阪正康氏、そして私の鼎談は、改めて噛みしめ直してみるに値する内容だったと思う。まずは保阪氏による次の発言である。

▼保守政党が極右政党へ
 「僕が不愉快なのは、『本を読まない人、理詰めに考えない人』の特徴が、安倍首相の言説によく表れている。そういう人は権力者になってはいけない」「(過去の)首相たちの中にも問題のある人はいたが、ここまで落ちてはいなかった。自民党自体が解体現象を起こし、保守政党が極右政党へと向かったかのようだ」

▼馬鹿者が権力の座に就いて
 私なりに噛み砕いていえば、かつてないほどの馬鹿者が権力の座に就いてしまっている、ということだろう。それは別に現首相だけの話ではない。類は友を呼ぶ、というべきか、政権周辺には馬鹿者がうようよしている。

▼私たちも決して笑えない
 「マスコミを懲らしめろ」と目を吊り上げる議員。「法的安定性は関係ない」と言い放つ首相補佐官。「戦争に行きたくないのは身勝手」とほざくチルドレン。ここまで落ちてしまったのか、とはまさに至言だが、馬鹿者の治世下で薄暗い社会へとまっしぐらに転げ落ちていっているのだから、それに有効な抵抗もできていない私たちも決して笑えない。

▼6つの“危険な兆候”
 もうひとつ、半藤氏が「社会が戦争に向かって動く危険な兆候を、昭和史から学ぶことができる」「これらが着々と進むと、『もうこれしかない』と目の前に戦争を差し出され、国民はそれを受け入れるしかなくなる」と指摘しつつ挙げた6つの“危険な兆候”はあらためて己の手をしっかりと見つめ返すべきだと痛感させられた。

(1)被害者意識と反発が国民に煽られる
(2)言論が不自由になる
(3)教育が国粋主義に変わる
(4)監視体制が強化される
(5)テロの実行が始まる
(6)ナショナリズムが強調される

▼急速に黒ずみが広がって
 さて、我々の手はどれほど黒ずんでいるか。もうすっかり黒ずんでしまっているじゃないか、と感じる向きもあるだろうし、大分汚れているが、まだ真っ黒とまではいえない、と捉える向きもあろう。

 ただ急速に黒ずみが広がっている、という点では、よほど鈍感な者か現政権と同類の馬鹿者を除けば、異論は少なかろう。「しかも昔よりスピードが速い」と半藤氏は語り、保阪氏は「笑って過ごしていたらとんでもないことになる」と訴えた。まったく同感である。

▼あきらめずに抵抗を続ける
 では、どうするべきか。答えはひとつしかない。あきらめずに抵抗を続けること。全力で抗い、不服従を貫くこと。それでも帰還不能点を超えてしまえば、おそらくは私も、あなたも、抵抗すらできなくなる。うつむいて押し黙るしかなくなる。

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