警官が突然、なだれ込んできた  

▼SEALDsへの脅しか
 突然、ドアを乱暴に叩く音が鳴り響く。警官が土足で踏み込んできた。あっという間に警官がなだれ込んできた。警視庁は戦争法案反対を訴えてきた学生24日、彼が出入りしていたシェアハウス「りべるたん」(豊島区東池袋)に家宅捜索を強行。

 これは学生団体、SEALDsに対する脅しなのか。国家権力が、過激派でも何でもない学生にまで牙を剥いた。取材で居合わせた日刊ゲンダイ記者が、一部始終を目撃した。こんな権力の乱用を絶対に許すべきではない。放置すれば、次は市民生活全体に波及する。戦前回帰のような危険な動きを止めないといけない。

 以下は日刊ゲンダイに記事である。

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 9月16日の安保法案反対の国会前デモで、公務執行妨害容疑で逮捕された13人中6人が、いまだに勾留されている。警視庁公安部公安第1課は24日、6人のうち“ハンガーストライキ”で安保反対を訴えてきた学生1人について、彼が出入りしていたシェアハウス「りべるたん」(豊島区東池袋)に家宅捜索を強行。取材で居合わせた本紙記者が、一部始終を目撃した。

 午後1時半。突然、シェアハウスのドアを乱暴に叩く音が鳴り響く。住人たちの反応も待たずに、警官が網戸をこじ開け、土足で踏み込んできた。あっという間に玄関に回り鍵を開けると、数人の警官がなだれ込んできた。玄関外にも約20人の警官がひしめく。

 住人が令状を見せるよう要求すると、警官は「関係ねえよ!」と叫んだ。弁護士に連絡を取ろうとする別の住民の手を警官が抑えつけ、電話もかけさせない。撮影を続ける本紙記者には、2~3人の警官が跳びかかってカメラを押さえつけてきた。

外には、警官が引き連れてきたテレビ局のクルーが、シェアハウス内をのぞき見撮影。家宅捜索は1時間以上続いたが、押収物はたった6点だ。

「安保法案への抗議活動のチラシ類や、勾留されている学生のプライベートなメモなどです。私たちとしては、逮捕自体、被疑事実がなく不当だと考えていますが、加えて今回のような法律を無視するような家宅捜索にも、強い怒りを覚えます」(学生が参加しているハンスト実行委員会の関係者)

 この日の午前中、警視庁は、同じく国会前デモで逮捕された革労協メンバーの関係先なども家宅捜索している。しかしハンスト実行委員会によれば、午後に家宅捜索を受けた「りべるたん」も、勾留中の学生も、特定の政治セクトや過激派とは無関係だという。警察のやり方はいくらなんでも乱暴だ。
(取材協力・撮影=ジャーナリスト藤倉善郎)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164447/1

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