バッジの蠢きに憤り

▼バッジの蠢きに怒り
 日本中が原発震災に揺れる中、バッジを付けた連中が新しいグループを次々結成するなど蠢いている。性懲りもなく、彼らは果たすべき役割を放棄し、政争に明け暮れる。政府の原発対応にも増して、そうした行動に、多くの国民は憤り募らせている。

▼嘆かわしい輩が新組織
 菅義偉、樽床伸二ら自民、民主両党の中堅議員ら109人が17日、「国難対処のために行動する民主・自民中堅若手議員連合」を結成した。 先月26日には山岡賢次ら小沢系議員約60人で「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」を組織。鳩山由紀夫が顧問だという。

 このほか民主、自民両党の議員らによる「道州制懇話会」や、「日本の復興と未来を実現する議員連盟」が近々、誕生する予定。 どれも、もっともらしい名称を付けてはいるが、内実は、あわよくば、両党の執行部に代わり、政界再編の主導権を握ろうとの魂胆がアリアリ。難破船からネズミが逃げ出す様を連想する。嘆かわしい輩である。

▼私利私欲の塊と見透す
 彼らは政府批判をするばかりで、自らが国会議員として、今回の原発震災に、どう向き合い、どんな働きをしたのか、と問いたい。心得違いをしてもらっては困る。キミたちに期待する者など、どこにもいない。私利私欲の塊だと見透かしているからである。

 いま、キミがやるべきことは東北再建へ向けての手伝いだ。愚かな言動がどれほど国民の心を傷付け、苛立たせているか知るべきである。民をなめてはいけない。民はキミたちほど愚かではない。バッジに恥じるような振る舞いは厳に慎むべきだ。

▼避難所に寝泊りする
 差し当たっては被災地に出向き、1週間、無理ならせめて2泊3日、避難所に寝泊りしてみなさい。瓦礫の片づけを手伝いながら、被災者のナマの声に触れてくるといい。そうすれば、少しは被災者の痛み、不安も分かるハズだ。

 現政権への不満はある。だが、この緊急時に内閣を打倒し、政治空白を作って何の得があるというのか。国会議員であるなら、まずは被災者救済に全力を注ぐのが本来の務めではないのか。趣味に興じている場合ではない。権力ゲームはその後でも遅くはあるまい。

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